イー・ウーマン（ewoman）

みなさん、こんにちは。
毎日暑い日が続いておりますが、体調はいかがでしょうか？
夏バテなどはしていませんか？
今週は婦人科医として、また、漢方専門医として議長を務めていきたいと思います。
 
夏バテは
・　発汗によるビタミン、ミネラルの消耗
・  冷たい飲み物の取りすぎによる消化機能の低下
・  外気と室内の冷房との温度差による体温調節の不良
・  暑さによる睡眠不足
などによって体力が著しく消耗することによって起こると考えられます。
 
病気ではないものの、何となく体調がすぐれない、胃腸の調子が悪い、食欲がない、などと訴えて婦人科外来にみえる患者さんが、毎年夏から初秋にかけて多くいらっしゃいます。
 
そのような時に私は漢方薬を活用します。夏を中心に処方する「清暑益気湯（せいしょえっきとう）」などが夏バテに対する代表的漢方の一つです。
 
体力の消耗から、婦人科系の悩みが生じることもあります。夏バテに限らず、女性の体調管理には漢方が有効なことが非常に多く、西洋医学・漢方医学のそれぞれの得意分野を生かした診療を心掛けています。
 
みなさんは、婦人科系の体調管理に漢方を使ったことがありますか？
 
内服したことがある方は、どのようなきっかけで内服されましたか？
内服したことがない方は、他にどんな症状のときに漢方を使いましたか？　まったく使ったことがないという方は、漢方に対してどのようなイメージをもっていらっしゃいますか？
 
一週間、有意義な意見交換や情報共有ができることを、楽しみにしています。


★こちらもご覧ください！〜鈴木議長の過去の円卓会議より〜
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• 2013.08.16
• 鈴木美香 医学博士　産婦人科医